鐘美(べるみ)さん

メンタル弱々おばさんのつぶやきです

奥田英朗と私

直木賞受賞作「インザプール」がツボにはまり、
彼の小説はほぼ全作品読んでいると思う。
エッセイは、残念ながらあまり好きでない。

彼の小説だけは、無条件で単行本を買うことにしている。
単行本は値段が高いので、自主規制しないと家計に響いてしまう。

先月、久しぶりに新刊「罪の轍」が発刊。
夏休みの楽しみとして買いましたよ。
2日で読んでしまいましたよ。
夏休みは三連休を入れると6日もあるのに。

シリアス、ミステリー、コメディー、
時代モノは書いていないと思うけど。
どんなジャンルもイケるなんて、
私のナンバーワン小説家。

残念なのは、方言の使い方。
「向田理髪店」でも北海道弁で会話する
場面が多かったけど(なんって北海道が舞台)、
そこは標準語で発音がなまっちゃうだけだよ~
みたいな場面がチラホラ。
あらすじには何の影響もないから、
それでもいいのだ。